パンデミック後の時代における病院の感染予防・制御に従事する担当者のコンピテンシー評価モデルの開発とバリデーション:混合研究法

2022.01.31

Development and validation of a competency evaluation model for hospital infection prevention and control practitioners in the post-pandemic era: a mixed methods study

L. Cui*, A. He, X. Wang, Y. Wang, X. Huang, Z. Ni
*Hangzhou Normal University, PR China

Journal of Hospital Infection (2022) 119, 132-140

背景

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック時の院内感染の管理は一層厳しくなった。公衆衛生危機に対応する医療従事者のコンピテンシーモデルを開発することが急務である。

 

目的

病院の感染予防・制御策に従事する担当者のコンピテンシーを明らかにすること。

 

方法

文献レビュー、核となる情報提供者へのインタビュー、デルファイ法、質問票調査に基づき、理論的フレームワークを開発した。これらの項目を、回答率、最大スコア、最小スコア、平均スコアにより評価した。コンピテンシーモデルの構造を明確にするために、探索的および確証的因子分析を用いた。

 

結果

質問票に対する有効な回答率は 88.29%、Cronbach のα係数は 0.964 であった。因子分析により、Kaiser‐Meyer‐Olkin スコアは 0.945 であることが示された。Bartlett 検定では、χ2 値は 10523.439(df = 435、P < 0.001)であった。探索的因子分析により、5 因子モデルが採択され、4 項目が除外され、5 次元 26 項目の指標が得られた。新たな構造の確証的因子分析により、高い適合度(比較適合度指標 = 0.921、Tucker‐Lewis 指標 = 0.911、標準化残差 2 乗平均平方根 = 0.053、近似誤差 2 乗平均平方根 = 0.044)が示された。

 

結論

提示された指標は病院の感染予防・制御に従事する担当者のコンピテンシーの評価において有用なツールであり、病院の感染予防・制御の改善を促すであろう。

 

サマリー原文(英語)はこちら

 

監訳者コメント

個人の評価アセスメントツールを紹介しているが、評価項目の内容が粗削りで何を評価できるツールか判断不能な論文である。

 

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