Capsule Suit Mark-I

感染リスクの非常に高い高病原性微生物に対応する医療従事者のために開発した特別な個人防護具です。
既存の防護服の最大の課題は脱ぐ際に汚染するリスクが高い事であり、脱ぐ際は補助者が必須とされています。Capsule Suit Mark-I は 処置後に最も汚染されている防護具の前面を触れずに、比較的簡単に素早くひとりで脱衣でき、医療従事者の不安を低減します。

2019年度グッドデザイン賞を受賞いたしました

製品の特徴

従来の防護服の「3 つの課題」を デザインで解決。


課題1 防御性能

■ フード一体型デザインにより、ゴーグルやマスクが不要。 顔面に隙間ができない。
■ 最も汚染される前面部にジッパー開口部がない。
■ タイベック®素材を使用し、液体が侵入しやすいミシン目は全てテープシーム済み。
■ 第三者機関による防御性能テスト
JIS T 8115:2015 タイプ 4, 5, 6 実証済み。



課題2 快適性能

■ 小型ファンを搭載し、スーツ内にこもる熱、湿気、二酸化炭素を排気。
■ 小型ファンはUSB充電により、4時間稼動。
■ フード一体型デザインにより、ゴーグルが不要となり、広い視野を確保。
■ 笑顔が見える防護服。
■ フードバイザー部は防曇加工フィルムを使用。



課題3 脱衣時の安全性能

■ 背面開口部からスルスルと脱げるため、汚染部に触れずに一人で脱げる。
■ 汚染部に触れずに脱げるため、脱衣時に必須とされる介助者が不要。
■ 背面開口部とジップアップコードにより一人で脱げる。
■ 従来品と比べ半分以下の時間で着脱が可能






エボラウィルス病や新型インフルエンザ時の患者 ( 感染の疑い含む ) 対応で使用するフル PPE を装着した方に質問。

(日本環境感染学会 2019年2月22,23日アンケートより n=333)




  • 西アフリカ・エボラウイルス病アウトブレイクの実態
    (2014年 ~ 2016年3月30日)

    ・患者数(疑い含む):28646人
    ・死者:11323人 (致死率 39.5%)

    Ebola Situation Report - 30 March 2016, WHO


    その内(ギニア、、シエラレオネ、リベリア)
    ・医療従事者の感染者数:868人
    ・医療従事者の死者:507人(致死率 58.4%)

    Aaron M.Wendelboe, et, al. Managing emerging transnational public health security threats : lessons learned from the 2014 West Africa Ebola outbreak, Globalization and Health 14 ; 75 2018

  • エボラウイルス病(EVD)およびマールブルグウィルス病(MND)のアウトブレイク時における医療従事者の感染リスク及び要因に関するシステマティックレビュー(〜2017年12月27日)

    ・22件のアウトブレイク時にに関する94件の報告
    ・暴露した医療従事者の内、0.6% ~ 92% がEVDを発症
    ・暴露した医療従事者の内、1% ~ 10% がMVDを発症

    最大の暴露リスクは個人防護具PPEの不十分/不適切な使用であった。そのうち、最も頻度の多かった暴露(57人で、77件中、63件)は顔面の皮膚(粘膜含む)であった。

    Saranya A. Selvaraj, et, al. Infection Rate and Factors for Infection Among Health
    Health Workers During Ebola Virus and Marburg Virus Outbreaks : A Systematic Review, J Infect Dis Dec 15 ; 218 2018





製品の仕様

■サイズ
S, M, L
■素材
高密度ポリエチレン(タイベック®)製
■その他
・シングルユース(使い切り製品)
・JIS T 8115:2015 タイプテスト4, 5, 6実施検証済み



着脱時間


カプセルスーツ
カプセルスーツ
カプセルスーツ

従来型との比較した場合、

●脱衣時、汚染を防ぐために途中の手指衛生が不可欠であるが、その回数も従来型が4 回必要なのに対して新型は2 回で済む。

●従来型は6 項目あるアイテムの脱衣順序が重要であり、かつ脱ぎにくく、訓練を積んだ者でも緊張を強いられた。
新型のカプセルスーツは手袋以外、一度に無理なく脱げるため、心理的安心感も高い。

※従来型の着脱は十分に訓練を行なった者が実施。



従来型 カプセルスーツ
  着衣   3 分 54 秒 1 分 26 秒
  着脱   2 分 31 秒 1 分 21 秒

蛍光ローションを防護服全体に塗布し、ブラックライトで目視にて確認。特にトレーニングを実施しなくとも、脱衣後、全く汚染は見られなかった。

カプセルスーツ・脱衣時の汚染実験

  • ex1
  • ex1
  • ex1
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JIS T 8115: 2015 タイプテスト 4, 5, 6 を実施、
防護性能検証済み(第三者機関)

  • ex1

    タイプ4(スプレー防護用)

  • ex1

    タイプ5(浮遊個体粉じん防護用)

  • ex1

    タイプ6(ミスト防護用)

感染対策情報サイトMICKS
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