JHIサマリー日本語版 2025年5月号、17の最新論文サマリーを掲載中
JHIサマリー日本語版2025年4月号のサマリーを更新いたしました。運営チームおすすめの記事とともにご紹介いたします。
5月より、レイアウトをリニューアルいたしました!利便性を高め、ご利用頂く皆様に少しでも使い易いサイトを目指し、今後もアップデートしてまいります。
JHIサマリー日本語版2025年5月号のサマリーを更新いたしました。
5月号には水回り関連の研究・報告が多く掲載されています。その中で、注目指標(★★)が付与されているサマリーを2つご紹介します。
1つ目は飲料水配管システムにおける薬剤耐性(AMR)の潜在的リスクを評価した研究で、特にバイオフィルムを形成してしまった排管は多様なAMRが定着したホットスポットとなる可能性を報告しています。
2つ目は水洗トイレを流すことによるクロストリジオイデス・ディフィシルのバイオエアロゾルを介した伝播リスクを評価した研究報告です。
◆飲用水配管システムは抗菌薬耐性病原体が定着しやすい場所(hot spot)である★★
Drinking water plumbing systems are a hot spot for antimicrobial-resistant pathogens / C. Hayward, et al
◆水洗トイレを流すことによるクロストリジオイデス・ディフィシル(Clostridioides difficile)感染症のリスクを評価すること:定量的微生物リスク評価と感染制御への影響★★
Evaluating the risk of Clostridioides difficile infection from toilet flushing: a quantitative microbial risk assessment and implications for infection control / E.N. Paddy, et al.
5月号にはこれら2報を含む興味深い論文サマリーが掲載されています、掲載された17の論文サマリーの一部を下表にてご紹介いたします。

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