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Date:
2022.12.13
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累積患者曝露量と希望するマスクの種類による医療従事者のSARS-CoV-2感染リスクについて

掲載元:JAMA Network Open (IF:5.0) Research Letter | Infection Diseases
掲載日:2022/8/15

 

2022年8月15日に、米国医師会が発行するオープンアクセスの月刊医学雑誌JAMA Network Openに医療従事者の累積患者曝露量とマスクの種類によるSARS-CoV-2感染リスクに関する研究が掲載されました。

医療従事者は、SARS-CoV-2感染のリスクが高いため、以前より十分な防護措置について問題が提起されていますが、ある研究では、レスピレーターマスクは、COVID-19患者に頻繁に曝露する医療従事者に対してさらなる防護力を提供する可能性が示唆されています。
本研究では、COVID-19患者への累積曝露量による医療従事者のSARS-CoV-2リスクを分析し、サージカルマスクと比較してレスピレーターの使用によるリスクがどれだけ変化するかについて、2,919名の医療従事者を対象に評価しています。

主な結果は下記の通りです。

  • 医療従事者2,919人のうち、749人(26%)が新型コロナウイルス陽性
  • 新型コロナウイルス陽性率は、患者との接触が
    • ⇨ ない医療従事者:13%
    • ⇨ ある医療従事者:レスピレーターのみ使用 21%、サージカルマスクのみ/両方使用 35%
  • 多変量解析では、家庭内接触、COVID-19患者への曝露、レスピレーターの使用、ワクチン接種が関連していた

この結果からレスピレーターの使用とワクチン接種によりCOVID-19に曝露する医療従事者の業務上での感染リスクが大幅に減少する可能性が示唆されたとのことです。
一方、著者は「より感染力が強く、ほとんどのワクチンで中和されない新しいウイルス変種に適用できるかどうかは、まだわからない」ともコメントしています。
医療現場での感染対策においてマスクは必要不可欠ですが、マスクを使用するということだけでなく、さまざまな状況下において適切なマスクを選択することも重要であるといえます。

オリジナルリリース

モレーン学術グループ

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