JHIサマリー日本語版 2024年12月号、15の最新論文サマリーを掲載中
JHIサマリー日本語版2024年12月号のサマリーを更新いたしました。運営チームおすすめの記事とともにご紹介いたします。
日本の医療機関から2つの研究結果が報告されました。
◆患者特性または曝露可能性に従うバンコマイシン耐性エンテロコッカス・フェシウム(Enterococcus faecium)検出の累積発生率:積極的スクリーニング培養の対象となる患者の優先順位★★
Cumulative incidence of vancomycin-resistant Enterococcus faecium detection by patient characteristics or possible exposures: prioritization of patients for active screening culture / K. Furuya, et al.
静岡県立総合病院からの報告です。日本ではバンコマイシン耐性腸球菌属(VRE)の検出は少ないものの、薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2023 – 2027)における成果指標の一つでもあることから、監訳者のコメントでは一読を薦めています。
◆日本の医療従事者における感染予防知識の状態:テキストマイニングを用いた質問票調査分析
State of infection prevention knowledge among healthcare professionals in Japan: a questionnaire survey analysis using text mining / M. Tobise, et al.
千葉大学からの報告です。医療従事者における実際の感染予防知識を明らかにすることを目的として行われた研究です。日本の感染対策の独自性を考察する上で、価値の高い研究である旨、監訳者よりコメントされています。
いずれもフリーアクセスですので、オリジナル論文の全文をお読みいただけます。
この2報をはじめ12月号には興味深い論文サマリーが多数掲載されています、掲載された15の論文サマリーの一部を下表にてご紹介いたします。
※JHIサマリー日本語版には、サイト内検索機能がございます、関連論文を合わせて検索・閲覧ください

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