JHIサマリー日本語版 2026年5月号、 26の最新論文サマリーを掲載中
JHIサマリー日本語版2026年5月号のサマリーを更新いたしました。運営チームおすすめの記事とともにご紹介いたします。
JHIサマリー日本語版2026年5月号のサマリーを更新いたしました。
日本の研究グループからの報告が2報掲載されています。
① 経静脈栄養におけるカテーテル関連血流感染症に対するインラインフィルターの影響およびリスク因子★
Impact of in-line filters and risk factors on catheter-related bloodstream infection in parenteral nutrition / H. Kato, et al.
経静脈栄養を受ける成人患者さんを対象に、インラインフィルター使用とカテーテル関連血流感染症(CRBSI)の関連を検討した三重大学の研究グループによる報告です。インラインフィルター使用群は非使用群に比べCRBSI発生率が有意に低下し、感染予防への有効性が示唆されました。インラインフィルターは有用な感染制御対策の一環となる可能性があり、有効性と費用対効果を確認するための更なる試験の必要性を結論付けています。
② 日本における施設タイプ別の抜歯時の抗菌薬使用にガイドラインが及ぼす影響:医療保険請求データベースを用いた分割時系列分析★★
Guideline impact on antibiotic use for tooth extraction across facility types in Japan: an interrupted time series analysis using a health insurance claims database / A. Yamagami, et al.
歯科の抗菌薬ガイドラインが感染症発生率や処方、費用に与える影響を分析した本研究により、ガイドラインの導入が患者さんの安全(感染率)を維持したまま、抗菌薬の費用と特定の抗菌薬使用量を削減できること、また、感染制御部門と薬剤師の恊働など多職種連携による抗菌薬適正使用支援が重要であることが、慶応義塾大学薬学部の研究グループにより報告されました。
Journal of Hospital Infection 5月号のオリジナルでは、5月5日のWHO「2026年世界手指衛生の日」にちなみ、「Special Section: WHO World Hand Hygiene Day 2026」が設けられており、8報の手指衛生に関連したサマリー付き論文が掲載されています。一覧で紹介いたします。
5月号にはこれらを含む興味深い論文サマリーが26掲載されています。

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