全国の社員が集結「MKOM2025」を開催しました

2025年9月、モレーンは年に一度の全社キックオフミーティング「Moraine Kick Off Meeting：MKOM」を開催しました。

MKOMは2011年から続く伝統的な全社イベントであり、普段なかなか直接顔を合わせられない社員同士が結束を高める大切な場です。

この日は全国の社員が一堂に集い、今年度の方針を共有するとともに、部署を越えた交流を深める一日となりました。

今年のテーマは「1+1=3のチームを目指す」

毎年、MKOMにはテーマが設定されています。

昨年度は、相互理解を深めることを目的に「関係性の質」をテーマとして掲げ、エニアグラムを用いながら自分自身や仲間について深く学びました。

そして2025年度は「関係性の質のその先へ 〜1＋1＝3のチームを目指す〜」です。

それぞれが自分の担当範囲にとどまらず、得意分野や強みを持ち寄り、互いにプラスワンの力を発揮することで、チームとしての相乗効果を生み出すことを目標に掲げました。

草場代表のスピーチ

冒頭では、代表・草場が毎年恒例のスピーチを行い、感染対策の本質とモレーンの未来について語りました。

日本社会は急速な人口減、高齢化を迎え、病気になってからの「治療」中心の医療から、病気を未然に防ぐ「予防」中心の医療へのシフトが求められています。

草場はスピーチで、「感染対策は人を幸せにするためにある」「感染対策は思いやりである」と述べ、その本質を力強く語りました。

また、モレーンの経営姿勢については「数字だけを追うのではなく、患者さんを救い、医療従事者を守ることが目的である」と明言。さらに、社員が「モレーンで働けてよかった」と実感できる組織を目指し、一人ひとりのオーナーシップを育てる方針も示しました。

部署ごとの決意表明プレゼン

各部署は一年間の目標や取り組みをユニークな形で発表しました。アニメキャラクターやテレビ番組に例えるなどの工夫が施され、会場には笑い声が絶えませんでした。

こうしたプレゼンは面白さや工夫を競う場ではなく、モレーンの7つのバリューを体現することが狙いです。新たな挑戦や想いを込めて発表することで各部署の役割を改めて認識し、相互理解を深めることを目的としています。

社員からは

「各部署の色が出ていて、とても楽しかった」
「みんないろいろ考えているなと感心した」
「できるだけ短く自分の想いをまとめようと思い、一言に気持ちを込めた」

といった声が寄せられました。

謎解きゲーム

チームビルディングでは「謎解きゲーム」を実施。論理的思考と協調性を養うことを目的として、個人で考える時間とチームで議論する時間が設けられ、役割を意識しながら全員が真剣に挑みました。

参加者からは

「練習問題がすんなり解けて、これはいけるぞ！と思っていたら、本番の問題が難しくて悔しかった」
「行き詰まったときには自然に意見が交わされ、充実した時間になった」
「難しかったが、解けたときは爽快！」

といった感想があり、普段の業務とは異なる環境で互いの強みを知る機会となりました。

また、今回の謎解き企画は試行錯誤を重ねながら、多くの方々の協力と多様な視点に支えられて完成しました。まさに「1＋1＝3」のチームワークを体感するプロジェクトです。制作過程ではGeminiやChatGPTなどのAIツールを活用し、AIが人の創造性をいかに拡張するかを実感。参加者に楽しんでもらうだけでなく、チームビルディングの促進やモレーンの文化発信にもつながる企画となりました。

表彰式

会の後半では、入社3年以内に活躍した社員に贈られる「新人賞」や、この1年間で最も進化を遂げた社員に贈られる Evolution賞などの表彰が行われました。

Evolution賞は、成果や結果だけでなく、困難な壁を乗り越える姿勢や仲間との協働、企業のバリューを体現しているか、といった部分が評価される、モレーンならではの特別な賞です。

受賞の瞬間には、代表・草場が一人ひとりに功績を称えるメッセージを直接伝えました。その言葉は社員の努力や背景を理解した上でのものであり、会場全体が静かに耳を傾けたあと、温かい拍手が沸き起こりました。

まとめ

MKOM2025は社員同士が理解を深め、挑戦を称え合い、感染対策の未来を考える一日となりました。

現場に寄り添う姿勢を胸に、モレーンは今後もチームとしての力を磨きながら、社会に貢献できる感染対策を追求してまいります。