JHIサマリー日本語版 2025年11月号、 21の最新論文サマリーを掲載中
JHIサマリー日本語版2025年11月号のサマリーを更新いたしました。運営チームおすすめの記事とともにご紹介いたします
JHIサマリー日本語版2025年11月号のサマリーを更新いたしました。
感染対策の話題のひとつは水周り対策です、Journal of Hospital Infectionにも頻繁に取り上げられており、このJournalでも紹介してまいりました。本号にも水周りに絡む興味深い論文サマリーが掲載されています。
◆病院の病室専用バスルームの洗面台のシンクトラップからの細菌の拡散における気圧の一過性変動の役割:実験室ベースのパイロット研究★★
The role of air pressure transients on the spread of bacteria from wash-hand basin sink traps in hospital en-suite bathrooms: a laboratory-based pilot study / M. Gormley, et al.
英国からの報告です。気圧差によりエアロゾルが発生し、汚染された排水トラップから細菌が逆行性に上昇、シンク表面を汚染するという報告です。「シンクからの感染拡大機序の一端が明らかにされた。排水トラップと排水システムの構造的問題についても提起され、今後病院設計においても考慮すべき課題となるであろう。」と監訳者からもコメントされています。
What is the viable microbiome of the healthcare toilet? / C. Aumeran, et al.
フランスからの報告です。床と天井で類似の微生物叢が認められたことから、医療施設内のトイレで水を流す時にエアロゾル化が生じていること、それが汚染を起こしているということが示唆された研究です。日本の水跳ねしにくいサイホン式トイレについても同様の結果が得られるのか非常に興味がもたれる、と監訳者がコメントしています。
11月号にはこれら2報を含む興味深い論文サマリーが掲載されています、掲載された21の論文サマリーの一部を下表にて紹介いたします。。

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