JHIサマリー日本語版 2026年7月号、 34の最新論文サマリーを掲載中
JHIサマリー日本語版2026年7月号のサマリーを更新たしました。運営チームおすすめの記事とともにご紹介いたします。
JHIサマリー日本語版2026年7月号のサマリーを更新いたしました。
◆病院全体における中心ライン関連血流感染症の臨床的および経済的負担:傾向スコアマッチングによる症例対照研究
Clinical and economic burden of hospital-wide central line—associated bloodstream infections: a propensity score—matched case—control study / S.Y. Tao, et al.
ICUがフォーカスされることの多い中心ライン関連血流感染症(CLABSI)について、病院全体での調査・対策を行った報告です。CLABSIにより有意な入院期間の延長と費用の増加がすべての病棟で示され、病院全体における予防戦略の必要性が浮き彫りになったことを報告しています。CLABSI対策をICUだけの課題として扱えない点が注目されます。
◆感染予防・制御における人工知能およびデジタルヘルス技術の世界的な採用および準備状況:世界保健機関による世界的な調査
Global adoption and readiness for artificial intelligence and digital health technologies in infection prevention and control: a World Health Organization global survey / S. Gastaldi, et al.
IPCについての世界保健機関(WHO)が組織した世界的な調査により、AIで可能となる技術やデジタル技術についての意識と日常的な実施の間にはかなりのギャップがあることが分かりました。AIに対する関心や期待はあるものの、人材、資金、システムの未整備などがIPCへの実装を妨げている可能性があります。
また、7月号には日本の医療機関・研究グループからの論文サマリーが3報ありました。
◆滅菌され、事象依存型無菌性維持の条件下で保存された手術室用品の5年間の前向き微生物学的評価:真菌による汚染の分子的特徴を明らかにする単一施設研究 (熊本大学、他)
◆胸骨正中切開術後の予防的な閉鎖創における陰圧閉鎖療法:手術部位感染症予防バンドルの報告および解釈への影響に関するスコーピングレビュー (防衛医科大学校)
7月号にはこれらを含む興味深い論文サマリーが34掲載されています、掲載された34の論文サマリーの一部を下表にて紹介いたします。

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