JHIサマリー日本語版 2025年12月号、 23の最新論文サマリーを掲載中
JHIサマリー日本語版2025年12月号のサマリーを更新いたしました。運営チームおすすめの記事とともにご紹介いたします
JHIサマリー日本語版2025年12月号のサマリーを更新いたしました。
Journal of Hospital Infection 12月号にも興味深い論文サマリーが多数掲載されています。その中から2サマリーをピックアップして紹介いたします。
◆超音波内視鏡と定期的な微生物学的サーベイランス―再処理におけるもう1つの重要な手段★★
Ultrasound endoscopes and routine microbiological surveillance — another critical device in reprocessing / A. Mueller, et al.
スイスの3次病院にて消化管内視鏡の種類に応じて汚染に差があるかどうか検討されました。内視鏡の種類による有意な差が認められ、超音波内視鏡は最も成績が悪かったことが報告されています。器具の改良、再生処理の仕方など、課題が浮き彫りになりました。
◆医療システムにおける抗菌薬耐性の促進因子:英国マージーサイド州の病院および長期ケア施設の感染予防・制御における意義の定性的調査★★
Health system drivers of antimicrobial resistance: a qualitative exploration of implications for infection prevention and control in hospitals and long-term care facilities in Merseyside / Y. Alhassan, et al.
英国からの報告です。AMR対策は世界で深刻な課題で、医療機関だけでなく介護施設とも連携した対策が必要です。AMR伝播の要因について、人的要因からシステムまで、幅広いリスク・問題点とそれに対するアプローチが本論文サマリーで報告されています。監訳者より、優先順位が高く、かつ実効性があり、費用のかからない関連対策が4つ紹介されています;
①AMR フラッグを電子カルテ上に表示、②現場スタッフを交えた感染対策マニュアルの作成、③固定化した清掃スタッフの体制整備、④チェックリストや確実な伝達形式による情報共有。
12月号にはこれら2報を含む興味深い論文サマリーが掲載されています、掲載された23の論文サマリーの一部を下表にて紹介いたします。

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