注意事項

このサイトでは、医療機関において医薬品等を適正にご使用いただくため、医療従事者向けの情報になります。

一般の方向けの情報ではございませんのでご了承ください。

あなたは医療従事者ですか?

Date:
2026.02.16
Category:
導入事例
Share:

広がりを防ぐ力に。『正しい清拭方法』と『クリネル』が実現した安心の環境づくり
導入事例 | 東京女子医科大学八千代医療センター様

東京女子医科大学八千代医療センター(千葉県八千代市)は、約500床を有する大学病院であり、地域の中核病院として年間約5,300件の救急搬送に対応。救命科を中心に各専門医が連携し、近隣医療機関からの緊急手術や緊急検査も受け入れている。

救急科、内科系・外科系各科、周産期センター、小児科、婦人科など多くの診療科を有する同院では多様な感染リスクに向き合う中、2018年頃から当社の環境清拭クロス『クリネル』を導入。感染伝播の抑制が課題であった時期も、導入後は状況が改善し、安定した運用が続いている。

同院の取り組みは、単なる製品導入にとどまらず、「標準化された清拭手順の見直し」と職員の意識向上につながり、結果として、感染対応に係るスタッフの生産性向上と負担軽減を実現している。

深刻化する感染リスクと清拭教育の不足

− 院内の感染対策に関して、クリネル導入前はどのような課題がありましたか?

加藤:当院の外来では、嘔吐症状のある患者さんがとても多いです。特に年末年始はノロウイルスの対応に追われ、汚物処理キットを通常より20個近く追加しても足りなくなるほどでした。

当時使用していた消毒剤である加速化過酸化水素は効果があるものの高価で、選択肢の幅が限られていました。かといって一般的なクロスは抗菌スペクトルが狭いため、幅広い感染症への対応に不安が残る部分がありました。

また、院内では環境清拭に関する教育も不足していました。正しい清拭を知らない職員も多く「この拭き方、初めて聞きました」と言われることもあり、改善が必要だと感じていました。

■ クリネルとの出会い

− クリネルについて、導入前はどのような印象を持っていましたか?

加藤:私は普段、小児病棟・小児外来にいるのですが、不特定多数の患者さんが訪れる外来では、より広い範囲の菌やウイルスに対応できる環境清拭クロスが必要だと感じていました。

そのタイミングでモレーンさんからクリネルの提案があり、関心を持つようになりました。

『クリネル』導入の決め手:ノロウイルス対策と現場の「拭きやすさ」

− 2018年頃からクリネルを導入されていますが、導入の決め手を教えてください。

加藤:ノロウイルスに使える点が大きかったです。外来も病棟も、ノロウイルスへの備えが欠かせない状況だったので「これは必要だ」と感じました。

クリネルは湿り気が長く残るため、拭いた場所が分かりやすいことです。アルコールだとすぐに乾いてしまい「どこを拭いたか」が分かりづらいのですが、クリネルは確認しやすく、作業のしやすさが大きく変わりました。

導入後の大きな変化

− 導入後、どのような変化を実感しましたか?

加藤:以前はノロウイルスやディフィシルが出ると広がってしまうことがありましたが、クリネルを導入してからは、院内で感染が広がりにくくなりました。

感染対策は成果が見えにくいことが多いのですが、「やってよかった」という手応えが持てるようになったのは大きな変化です。

また、小児病棟・小児外来では「守られている」という意識も高まりました。小児は免疫が弱いため、環境を整える重要性を職員がより強く感じています。
また、正確なデータは取れていないものの、患者さんの減少やアウトブレイクの減少も感覚として感じています。

『クリネル』がもたらした、正しい拭き方の啓発と意識改革

− クリネル導入後、教育面ではどのような変化がありましたか?

image2

加藤:拭き方を説明しやすくなりました。正しい拭き方を動画で確認できるのですが、文字よりも視覚的に理解しやすいため、新人にも伝わりやすいです。

それからクリネルは湿り気があるため「このぐらい湿っていれば安心」という共通の感覚がつくりやすかった点もよかったです。

また、私自身も感染対策の啓発ポスターをつくるなど、環境清拭の見直しに取り組みました。クリネル導入をきっかけに「拭き方そのものを見直す」流れができたと思いますし、結果として手順の見直しや職員の意識向上につながりました。

− 現場の職員からは、どのような反応がありましたか?

加藤:「広がらなかった」という経験は、職員の自信につながっていると思います。手間のかかる感染対策でも、成果が見えることでモチベーションが高まりました。

また、クリネル導入をきっかけに、個人防護具の使い方や手指衛生のタイミングも見直す動きが出ていますし、小児病棟などでは特に「環境を清潔にする意識」も高まっています。

モレーン営業担当者との関係性

− 営業担当者の印象や関係性について教えてください。

加藤:とても相談しやすいです。「わざわざ電話するほどではないけれど、ちょっと聞きたい」という話が現場にはたくさんあります。

そういうときに気軽に意見を聞ける担当さんだと、本当に助かります。

また、外部の製品情報は私たちには入りづらいので、最新の情報を届けてもらえるのはありがたいです。

モレーンへの要望

− 今後、モレーンに期待することを教えてください。

加藤:お金をかけられれば対策の幅は広がりますが、現場の状況はそう簡単ではありません。だからこそ「今あるもので最大限守る」ための知識や手順が重要だと考えています。

これからも現場の声に耳を傾けていただき、気軽に相談できる関係でいてほしいと思っています。

▼プロフィール

住所 〒276-8524 千葉県八千代市大和田新田477-96

東京女子医科大学八千代医療センター
加藤恵理子様

モレーン広報部

モレーン広報部です。最新情報をお届けいたします!